世界で一番好きな山 マッキンリーの標高
まだまだ狭い視野でのことですが、私の一番好きな山である、北米最高峰「マッキンリー山」の標高のことを少し話す。
この前、テレビ番組で、イモトさんがイッテQで、マッキンリーに登頂したことには感動をもらいました。
その時に、気になったのが、標高のことでした。放送では、その山の標高は、「6,168m」となっていたことです。
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私の認識では、「6,194m」でしたので、あれっと思いました。番組が間違えた??いやそんなことはないだろうと思い調べてみると、2012年に半世紀以上前より測量技術が上がり、より正確な測量ができた?ということなのですが、昔から親しみのあるこの6,194mは私の中のマッキンリー山の標高に変わりはない。
まあ、そんなにこだわることもないし、地球は変化しているので、標高が変わることなど当たり前のことなので、受け入れることもできるが、受け入れないことにしたいなっと思うだけ。それだけ、親しみのある大好きな山の標高であったので・・。
いろいろ標高のことを調べていると、紹介したいことが解った。
それは、標高という山の高さと「比高」という。ある地点から山の頂上を測定する山の高さを示す数字があることです。
それを見ていると、やっぱりと思った。
世界最高峰のエベレストを見た時にあんまり、大きな山とは思わず、マッキンリーを見た時は、なんと大きな山なのだと思った。これは、エベレストを間近で見ようと思った、ビュースポットが5,600m地点のところからだったので、標高差、約3,200mであるからで、マッキンリーは標高600m付近から見ているので、標高差、約5,600mあるのだ。
この「比高」という測定方法であれば、世界一大きく見える山は、実はマッキンリー山であったことが判明した。
ワンダーレイクキャンプ場から見る、マッキンリー山は、ほとんどが雲に覆われて、お目見えすることは滅多に無いのだが、その全容が、雲の隙間から見えてきた時は、夜中にも関わらず、周りのテントから「お~」と歓声が上がって、気づいたくらいで、見ると、雲の上に更にくっきりと雲が見えたのかと思ったら、山の頂上であったことは、今でも鮮明に憶えている。あまりにもスケールの大きな山に、感動を通り越して、現地の由来通り「デナリ」まさに、偉大なる山の異名を持つなと思った。
あれは、生で見て初めて解るスケール。世界各国から、訪れる大人気のキャンプ場。ワンダーレイクキャンプ場。毎年行きたい、スポットの一つ。写真なんかで到底収めることの出来ないスケール。
今でも、それが目に焼き付いている。
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