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自然に関わる仕事探し/森林に関わり都会から離れた生活を

自然に関わる仕事探しは、自分に合った仕事探しと言っても過言ではないだろう。誰もが天職を求める時期がある。自分に合っている仕事は何だろう。自分がしたい事は何なのだろうと…。


そんな時に、私は若かりし頃、自然に関わる仕事を探した時期がある。都会の人混みの中は苦手だ。田舎で自然とともに仕事をしてみたい。そんなことを思い浮かべ、人生の道を探し、模索した。


今の時代、急速に進むIT産業。より良い生活。不自由の無い生活。利便性を求めて開発が進む中、そんな時代のスピードについて行けず…というか時代のスピードが自分に合わず、もっとゆっくりとした時間の中で過ごして生きたいと願う方も多いのではないだろうか。


そんな方へのちょっとしたキッカケとヒントとしてこの記事を参照頂ければ嬉しいです(^^)




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森林に関わる仕事探し

Forest


自然の森を舞台とした仕事全般で、里山や公園、自然保護区、山林といったところでの仕事が多いようです。その中で抜粋して、【林業】【パークレンジャー】【樹木医】【森林官】【森林インストラクター】【竹炭作り】【山小屋の仕事】を紹介します。



林業

林業の社会への役割は、昔と今では変化している。昔は木を切り木材資源として供給していたのだが、今は日本の森の資源を守るという目的に変わっている。環境保全ですね。


森は放って置くと、荒れ果て朽ちていくので、その管理が主な仕事のようだ。ただ膨大な敷地面積がある日本の森林を手入れすることは難しいのが現状です。


森で働きたい=林業 正解でしょう。作業員の大部分が森林組合の職員か民間の林業会社となる。森林組合では定期的に職場見学会などを行っているようだ。


問合せ先:全国森林組合連合会【林業就業支援ナビ】



パークレンジャー

パークレンジャーとは、全国の国立公園で野生動物を保護するという目的や景観を管理するのための仕事であり、国立公園の見張人とも言うべきことが近いのかもしれない。


環境庁職員であるため、国家公務員となる。国家公務員試験を合格した後、パークレンジャーになってからは、全国の自然国立公園に配属されるのだが、何処に配属されるかは解らず、転勤族となるのは間違いないだろう。


ただ、自然と共に仕事をするという意味では、レンジャーとして配属されれば、非常に志高く自然を保護するという目的のもと生活が始まるので、充実感はあるだろう。国家公務員ということもあり、安定性も高い。


国立公園の自然保護活動をしているボランティア(パークボランティア)の方たちの指導も仕事の内になってくそうだ。


問合せ先:環境省ホームページ



樹木医

樹木医とは、大きな樹木や有名な樹木(名木)公園や学校の樹木、自宅の庭にある樹木、全般を診断、治療する知識向上を意図した公的資格を有した方のことを言う。職業としての活躍の場は主に造園業・林業を行っている会社であろう。そのスキルアップの為の公的資格である。


樹木医の公的資格の歴史は浅く、1995年に始まった。ただ、資格取得には樹木に関わる実務経験が7年以上ということで、すぐに取得できる資格では無い。しかし2004年からは「樹木医補」という資格も追加された。専門学校や大学で習うことの出来る機関が有り、その「樹木医補」の資格を有していれば、実務経験が1年以上であれば「樹木医」の資格にチャレンジすることが出来るようになった。


樹木は生きている。環境変化に伴う樹木の衰退化。名木の移設、害虫から守るなど、樹木を元気に保つ仕事が樹木医に求められていることだろう。自然を愛し、樹木を愛しむ気持ちが仕事の幅を広げていくでしょうね(^^)


問合せ先:一般財団法人 日本緑化センター



森林官

森林官とは、全国の国有林の保護管理の森林事務所に従事する職員である。森林官、別名、森林フォレスターは国有林の管理と育成にあたるため、国家公務員となる。


林野庁の管轄の元、皆が森林官になれるわけでは無い。公務員試験のⅠ種~Ⅲ種採用で、目安としてはⅠ種・Ⅱ種採用で2年目から、Ⅲ種採用で6年目から森林官になれる可能性があるようだ。


その仕事内容は、山の中をひたすら歩くことから、体力が要求される職場でもある。でもやっぱり体力や森林に対する知識より「森林を守る」という強い気持ちが重要だろう。


問合せ先:林野庁ホームページ



森林インストラクター

森林インストラクターとは、全国各地の森林公園や国立公園などで、バードウオッチングやハイキング、生物観察などを企画・解説・指導といった形のことを行い、森の存在意義や大切さの理解を求める森の案内人といった感じ。


森林インストラクターの資格は、農林水産大臣公認の資格。森林に対する豊富な知識が要求される。全国森林レクリエーション協会が実施している資格である。資格取得後は全国森林レクリエーション協会に登録することになる。


資格自体は1991年から始まり、歴史は浅い。20年前は「主催者側の企画した森に対する様々なイベントの同行」などが活動のほとんどであったが、近年は、森林インストラクターが企画・立案して参加者を募るケースが増えて来ているようだ。


職業とするには収入面で不安が残るが、自分自身の知識と経験・企画力・行動力が全て凝縮されイベントの実施をするという志の高い活動になるため、やり甲斐もひとしおだ!


問合せ先:全国森林レクリエーション協会


問合せ先:日本森林インストラクター協会



竹炭作り

竹炭とは、読んで字のごとく「竹の炭」の事である。皆さんが馴染みのあるのは「木炭」。バーベキューなどで使用する事がもっぱら。


竹炭は近年色々な用途に使用されていて、注目度も高い。例えば、浄水やお風呂に使用したり、炊飯にも使用します。


竹炭の使用方法はこちら 竹炭工房 無限窯 BLOG


健康志向の方が増える近年、竹炭の需要は多用途になってきている。材料は「竹」!竹細工の需要が減る中で、全国に広がっている竹林公害をなんとか出来ないかということで、竹炭の有効活用をおこなっている状況だ。竹林が放置されているところは全国にいくつもある状態。その竹林を伐採するということは、放置された竹林の手入れをするということになり、土地の管理者と折り合いがつけば、材料費は無料ということになる。


竹炭を作り生計を立てるには、竹炭を精生産している会社に就くか、自営で窯を設けるかになってくるようだ。竹炭に関する本が出ているのでご紹介します。





山小屋で働く

山小屋で働くということは、山小屋の経営者になるか、季節労働者として、登山シーズンにアルバイトで働くか、居候として食住を無償で提供して頂くかわりに働くかになる。


山小屋経営となると、現状は新たに山小屋を建てることは申請許可が難しいので、売りに出された山小屋を購入してオーナーになることだろう。


山小屋の仕事は、登山客の宿泊と食事の提供が主なことになるが、予約されている宿泊者が到着しない時の捜索や、避難所としての役割も果たす。過酷な山の中では、気象の状態により、山小屋の修繕なども出来る限り自分たちで行う。


大自然の中で、そして何より自分の好きな山でアルバイトが出来る。都会とは違い、不自由なところはいっぱいあるだろうが、自然と共に生きる楽しみを味わうことが出来る素晴らしい体験になることは間違いない。季節労働者同士の仲間との出会いも自分の考えを広げる意味でも非常に為になる。


こんなこと言ったら叱られるかも知れないが、季節労働者は変わり者が多い(スンマセン)…言い方を変えよう。生きる考え方がワイルドな人が多い(^^)体験談です(^^)本当に自分の知らない世界を教わることが出来る、可能性が広がると思います。


山小屋の仕事をするにあたり、手っ取り早いのはアルバイトをすることだ。アルバイトは毎年シーズンの前に募集がかかる。常に人手不足の状態となっていることが多いので、経験をすることは容易に出来るだろう。


アルバイト情報はこちら


山小屋アルバイト情報 インクノット


山小屋アルバイト情報 ヤマケイオンライン






自然に関わる仕事探しといってもその他、沢山の業種があり漠然としてしまうところから、他業種をまとめることにより少しでも調べやすくすることが出来ればと思った。


森林に関わり都会から離れた生活をしたいという方は年々増えて来ている。その一人が僕であるが、僕はたまたま山岳写真を撮るという趣味を見つけ、日々の生活の中で、仕事が休みの日に山や森に出かける生活をしている。


自然に関わる事を仕事として関わるか、趣味として関わるかは人ぞれぞれであるが、調べていると、日本では自然に関わる仕事はまだまだマイナーな世界なのかな~と思った。生活する収入を確保することが難しい業種であると…。


どんな仕事に就いても苦労は消えない。それでも尚、自然に関わる仕事を目指すということであれば、相当な覚悟で自然と向き合い、自然を愛していなければ続かないだろう。そんな志は何よりも大切なことだろうと思います。憧れだけでは難しい世界ということだけは、ちょっとだけ経験した僕でもわかりました!


自然に関わる仕事探しも重要だが、自然と森と山との関わり方も考えて見る機会をもつ、ちょっとした参考材料になればと思います(^^)




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