エベレスト街道 体力回復の為、ペリチェにて連泊
ちょっとだるい(焦)確実に風邪だ!今日はここで連泊してこれまでの疲れを癒やそう。標高を下げて体調回復という手もあるのだが、下ることすらつらい状況だ。
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今日はここぺりチェに滞在して、シャワーを浴びようとロッジのシェルパにシャワールームを借りようとしたが、故障中らしい。残念であったが、桶にお湯を貰い髪の毛だけ洗うことに…。実に13日ぶりに髪の毛を洗った。髪の毛の抜け方が半端ない。焦る。「こんなに抜けても大丈夫か!!」というくらい抜けた。でもスッキリ爽快な気分になれた。
そして今度は、洗濯をしよう!もちろん川で衣類を洗う。氷河が溶けた水は、凍てつくほど冷たく、手の感覚が無くなった。風邪を引いているのに大丈夫かほりっぽ。
晴れているとはいえ、歩いていなければ寒い。気温は10℃以下だろうか。寒くなってしまった僕は、寝袋に飛び込む。少し温まり、昼食をと思ったがそんな元気も出ないので、スニッカーズ(チョコレート)を2本だけかじる。カロリーが高く体力回復にはもってこいのチョコレート。世界各国で売っているので安心できる。
その後、少し昼寝をする。夕食の時間までは少し時間があるが、早めの食事をとることに。そこに居た一人旅の方が、高山病なのか本当にやばそうな症状となっているのが見受けられる。大丈夫なのか!!自分も高山病の初期症状ではあるが、見るからにそんな感じではなく、本当に体調が悪そうだ。これからどうするのだろうと、声も掛けることが出来ない状態だ。ここぺりチェからヘリコプターで低地へ移動したほうがいいのではないか!
家のシェルパと喋っていたが、結構高山病で亡くなる方がいるそうだ。それはシェルパも含めて…。怖い。話は変わるがそのシェルパは、日本に結構縁があって、あの、故【植村 直己】さんと一緒に囲碁なんかをしていた仲だったらしい。そのシェルパは日本にも来た時があるらしいのだが、逆に低地に慣れていないせいか、低山病で苦しかったらしい。そんなこともあるのだと…。話を聞いていると本当に面白い人であった。
こういったエベレスト街道での宿泊先での出会いは本当に楽しい限りである(^^)明日は風邪が少し治っていればいいが…。
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