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ネパール エベレスト街道 カラパタールへの道 大詰めロブチェへ

ネパール側からのエベレストを見るために、サガルマータ国立公園に入って10日以上。カラパタールまでの道のりは大詰め。今日はトゥクラからロブチェに移動する。標高はトゥクラが[4650M]で、ロブチェが[4910M]。約300M登る。荒涼とした未知の世界は人が暮らしてはいけない領域まで来ている。頭痛。吐き気。寝不足。鼻水。色々な高山病の症状は避けて通れない。正直辛い。

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トゥクラからロブチェへのルートはこんなに遠回りをする必要は無い。左側から直線で行ける

トゥクラからは最初に急な坂を標高差250Mぐらい登る。辛い辛い辛いよーー。そこを登り切ると、少し平らになる。平らと言っても歩くだけで辛いけど…。辛い辛い言っていても仕方がないので、確実に一歩一歩進むしか無い。距離的にはさほど無いものの、一時間以上はかかる。途中途中撮影をしながら皆に抜かされながら、進んでいく。

途中、霧の切れ間から光り輝く山々が姿を出す

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月が小さく見えるヒマラヤの雄姿

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やっと着いたロブチェでは、民家がない状態。今までと違って、大部屋に皆でごろ寝をするような宿泊施設となる。僕がロブチェにて宿泊した時は、一緒に30人くらいは寝ていただろう。そりゃもう多国籍の方々が集う宿泊施設では、カラパタールから戻ってきた人も居て、色々な話を横耳で聞くことが出来る。英語と日本語しか理解出来ないが…。

夕食時は、ここまで来ると、皆が慌ただしく、明日の朝からカラパタールにアタックする人たちが準備をしている雰囲気が伝わって来る。

明日の朝は皆早いだろう。早めに寝て明日は、6時前には起きて、一気にカラパタールを目指すこととなるのだ。
5500Mを越える標高は、一気に到達して到達して、少しでもすぐに標高を下げたい。

だがーーー。30人以上居る大部屋は、寝れるものでは無いことがはっきりと解った。しかも..知らない人..イビキ、歯ぎしり、トイレに出る人、アラームが鳴ってしまう人。ただでさえ眠りが浅いのに、ほとんど眠れぬことになるのが、本日中の夜に確定した(*_*;

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