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カラパタールへのトレッキングも大詰め ディンボチェからトゥクラへ

寒い!!気温を測ると7℃。そんなに寒がることは無いのだが、低血圧になっているのか、とにかく寒い。ま、まさか風邪(*_*;
だが、そんなことは言ってられない。ここまで来たら、もうカラパタールまでは2、3日。気合で乗り切るしか無い。
ディンボチェ[4350M]からトゥクラ[4620M]は約300Mの標高差。きついな~。ここまで来たら距離ではなく、標高差が目安となってくる。

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ディンボチェからトゥクラへのルートは大きく分けて2ルートある

地図上のルートは遠回りになるため、ディンボチェから北に少し登って、現在のルートより東側一本見えるルートから進む。西側のルートはペリチェに滞在する方には良いでしょう。
東側のルートは谷から少し上に位置するので、景色も良好!「ヒマラヤを満喫しているな~」とふと思う。後ろに見えるアマダブラムも少しずつ遠ざかっていくのだが、一際目立つ存在に変りはない。

3時間ほどで大きな橋が見えてきた。トゥクラは橋を渡ったすぐの所。疲れた体に鞭打って、なんとか午前中の内にトゥクラに到着した。

宿泊先を決め、そこで昼食を取る。
そして「ぼーーーーと」する。頭イテーーー。慢性的な風邪??も治る気配が無い。この辺りから、この風邪らしき症状は、もうカラパタールまでは治る事は無いのだろうと覚悟していた。

それでも、ここに居続けられる!進むことが出来るのは美しいヒマラヤ山脈があるからだ。振り返ると今日もアマダブラムが美しい。夕方近くになるに連れて、より一層美しくなっていく。

トゥクラ付近から眺めるアマダブラムの夕刻時

アマダブラム

夕食を済ませた僕は、疲れているのか今日は、他の人が話をしている事を聞いていただけのような状態である。その中に、日本の方で夫婦で来ている方がいて、すでにカラパタールに行って来たらしい。正直、本当に羨ましく思ってしまった。明日以降これよりも標高を下げる事ができることに…。
本当は、これからカラパタールに向う僕は、楽しみを持っていくべきなのであるが、高山病の初期症状が辛すぎるのか、修行のような状態となっている。まあ、そんなことを思ってもしょうがない。明日の為に今日も無理やり眠りに就くのであった。明日の朝焼けも見てみたいが、やめとこ(・_・)

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