車の買い替えを考えているが、今の車が恋しくなってきた

車に対する私の考え方は、移動手段でしかなく、容姿やスピードなどは何も気にしない。

１０年の消耗品と考えているので、その中で、安価で高性能な耐久性の高い車を選ぶ傾向がある。

そうは言っても、今回すでに１２年間乗っているスズキのワゴンR。すでに１２万キロ走っているので、付き合いも長く、心より愛している車である。

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物というのは心が無いが、こうやって買い替えを考えた時に、必ずといっていいほど、故障が出てくる。使用者の為に、一生懸命安全を維持しようと、ぎりぎりの所で頑張ってくれているのかな～といつも思う。

物を大切に扱うことが、薄れてきている現代で、未来の子供たちへは大げさですが、自分の子供たちには、伝えて行きたいことの一つである。

車ではないが、小学校へ上がる子供が、小６年を卒業するランドセルを持たせるのも、その理由が一番最初に思い浮かべる。新しいランドセルを買うことは出来る。だってお婆ちゃんが買ってくれる様になっているので。しかし、あえて子供に物の大切さをしっかりと伝え、お古を使ってもらう。このことは、私も３男ぼうであった身で、ほぼお古であったが、何の不自由もなかった。嫌でもなかった。今思えば、その経験が物を大切にする習慣がついたことに繋がったのかなと思う。

そんな子供時代とは、時代も違うので、一概に全てを押し付けるわけにはいかないが、伝えて行こう。

それで、車だが、今回買い換えを希望して、それでもあと２年乗ろうかと思っていたが、ブレーキに不具合があり、今はなんとか乗れるが、２年後は間違いなく、４本ともブレーキ周りを変えるとなると、相当な金額がかかるということなので、今回の車検のタイミングで変えることとなった。「ほんとに１２年間有難うね。もう少しの辛抱やし、頑張って私と付き合って下さい。」そんな思いを噛み締めながら、最近はワゴンRに乗っている。

できるだけ乗っていたいワゴンR。まだまだ、頑張れそうなワゴンR。でももう限界に来ているのだなとつくづく思う今日このごろでした。

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