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友達と立山登山をした体験談②

さて、テントの中で全然眠れないまま、朝3時を向え起きる時間となり、真っ暗の中を動き出す二人。天気は最高に良い状態だが、全然やる気が出ないまま、ここまで来たので、立山頂上まで歩き始める。

立山の頂上までは、約一時間半。真っ暗闇なので少し余裕を持って二時間。最低でも朝の五時過ぎには頂上に居たい。太陽が山々の隙間から、出てくる様を久しぶりに見たいし、友達にも見せたい。そんな思いを抱きながら、足元は素人以下のスリッパ登山。

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立山は3000Mを越える山でも比較的簡単に登れる山である。しかしスリッパというのはあまりにも、なめ過ぎている装備である。岩ごつごつの所や、砂利に足を滑らせる所もある。風があって、視界も悪くなれば、滑落の危険もある。足を捻って、大きな捻挫をしたら、一人を担いで下山しなければならないかもしれない。どんな山でも安易な考えで、登山を行うと、
痛い目に合うのは重々招致している。

山が好きで自分で勝手に山に入って行く。自己責任の何者でもない。そんな侵入者たる、私たちは勝手にゴミを捨てることも許されない。

私は、日々の生活で、ゴミのポイ捨てが全く理解できない。私の考えはこうだ!

自分の住んでいる家の中で、タバコの吸殻を床に捨てますか?私は捨てません。常識であればここまでは当たり前。ここから私の個人の考えですが、世界の山々を見てきて、自然の美しさに魅了されている私の考えです。
「地球という器に住まわせてもらっている私」という考えなので、ポイ捨てはありえないのである。話がでか過ぎる感があるが、心の奥の方にこんな考えがあるのである。

話は、ちょっとそれたね。登山に戻します。

そんなこんなで、なんとかスリッパで頂上に立つことが出来た!!それからほんと2、3分後に太陽が東の方向から昇って来たのである。遠くには雲海も広がる。頂上には20人くらい居るだろうか。一斉に「うわ~」と声がでる。

朝一にここに立っていることの出来た人達だけが体験することができる。神の景色。世界各国で、毎日のように、ご来光を見るために登山をしている人類。地球と太陽のエネルギーが人々を突き動かす。

私はそこに居るだけで幸せな気分になり、明日への活力となっていく。

いつも幸運をありがとう自然。

ちなみに、友達はそこまで感動はしなかったようだ。

思った。あまり自身の思考を強要しないでおこうと(^O^)

無事、待ち合わせの駐車場まで帰ると、一晩中であろう、私の登山靴が落ちていた。

「ここにあったか~!!」

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