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デナリ国立公園 バックカントリーへいざ出陣 グリズリーの恐怖と戦う

デナリ国立公園二日目。本日は8月24日。天気は曇りのち、雨のち、夜に雪。移り変わりの激しい天候は流石山の天気である。今日のバックカントリーのキャンプ場所は、晴れてもマッキンリーを望む事は出来ない場所に位置する。パークバスに乗り込み、最終のワンダーレイクキャンプ場まで行こう。天候が芳しくない中、野生動物はちゃんと見ることができた。グリズリーを筆頭に、ドールシープ、カリブー、かなり近くでは巨大な角が一つ取れてしまっている長老のムースを見ることが出来た。

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アラスカ デナリ国立公園 グリズリーベアー

グリズリーベアー

アラスカ デナリ国立公園 エルク

エルク

バスは、終点のワンダーレイクキャンプ場まで行き、一旦降りたが、あいにくの天気であったので、デナリ山(マッキンリー山)の雄姿を見ることは出来なかった。早々に帰るバスに乗り込み、今日のバックカントリーをする場所まで戻る。途中で降ろしてもらい、キャンプ地を探す。決まり事として、バスから見えないところにテントを張らなければならないので、少し森のなかに入って、ここならというところに、テントを張る。ただ、歩いている途中には、グリズリーらしい新しそうな糞があったりと、一人ぼっちの夜は、ほとんど眠れず、一夜を過ごした。夜には雨が雪に変り、テントの中はマイナス2℃になっていた。雪が本格的に降ると、専用のバスは、運行を取りやめる。そんなことにならないか心配しながら、寝袋にこもっていた。

前途多難な予感を感じさせながらの、初日のバックカントリーの夜は過ぎていった。山の神さまは、今回も僕に幸運をもたらしてくれるのだろうか・・・。自然を愛して、写真に魅了された僕の目の前に、デナリ山(マッキンリー山)の雄姿は見れるのだろうか。そんな不安に見まわれながら、僕のバックカントリーの初日は終わった。

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