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アラスカの大地を旅する「ほりっぽ」のタイムスリップ日誌スタート

至る8月22日、曇り時々晴れ。僕はアラスカの地を踏むために日本を出発する。最寄りの駅まで僕の友達が車で送ってくれて、旅を応援してくれる友達に感謝をする。旅をするということが、自分でお金を貯めて好きなところに行って好きなことをするとなのだが、決して一人で行っていることではない。実家に住まわしてもらって、確実にみんなに支えられながら、自分の好きなことをさせて頂いているということを思いながらのスタートを、毎回ながら実感する。大きな声で、「ありがとう!!」と言いたい。

関西国際空港から西海岸のシアトル経由でアラスカのアンカレッジに向かう。シアトルからアンカレッジの空港に向かう途中の飛行機の中からのロッキー山脈やグレイシャーベイ国立公園らしきフィヨルドは、感動をした。やっぱり窓際の席を確保したことが良かったと得をした気分になる。

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空撮 グレイシャーベイ

[写真引用]
グレイシャーベイ国立公園 空撮

アンカレッジの街に着いて、明日のための買い出しをする。明日は早速デナリ国立公園へ行く予定だ。キャンプ用品店へ行き、キャンプに備えた買い出しを主にして、食料などもこのタイミングである程度済ませる。デナリ国立公園内に売店はあるのだが、それほど大きくないので、主なものはアンカレッジで用意していくのが得策だろう。

今日の宿泊先は、アンカレッジの中心街から少し離れた場所に位置するユースホステルに泊まる。離れた位置といったが十分徒歩圏内である。ユースホステルに入り、明日のデナリ国立公園行のバスの送迎予約をする。バスと言うか10数人乗りのバンに乗ってデナリ国立公園インフォメーションセンターまで連れて行ってくれる。しかもユースホステル前まで来てくれるので安心である。久しぶり本格的な英語をしゃべったので、ちょっと緊張するし、電話ということもあったので、伝わるか心配するところであったが、大丈夫であった。

アンカレッジのユースホステル

[写真引用]
アンカレッジユースホステル

明日からいきなりキャンプ生活が始まるので、今日はアンカレッジに着いたという記念も兼ねて、外食をすることに決めていた。しかも最初からそのメニューは決まっている。それはサーモンステーキである。一度アラスカに来て忘れられないものがこの、サーモンステーキなのだ。本当にお肉(ステーキ肉)より美味しいんじゃないのと思うくらい。衝撃を受けた思い出があり、アラスカに来れば必ず食べなければならない食材となった。

この時期は、キングサーモンではなくてシルバーサーモンであった。何が違うのかわからないが、シルバーサーモンでも十分すぎるくらい美味しいものでした。幸せのひと時(⌒∇⌒)

ユースホステルに戻って来たのは、夜の8時頃。そこから寝るまではまだ時間があったので、みんなが集まり食事を取る場所に行き、日本の方でもいないかな~と行ってみる。するとしばらくして、3人組の日本の方が現れる。一人が男子、二人女子のグループであった。私たちは四人で話が盛り上がり、なぜアラスカが好きなのかという話題に入って行く。アラスカ好きのほとんどが、写真家「星野道夫」さんが好きか、冒険家「植村直己」さんが好きか、「新田次郎」のアラスカ物語を読んでいるかであることが解ってきた。ちなみに私は写真家なので、星野道夫さんの大ファンである。ほとんどの本を読ませてもらい、あの方の、文章の優しさが大好きである。

旅での出会いというのは、それ自体が奇跡だ。同じ思いで来ている日本の方が、異国の地で出会う。なぜかすごく昔からの友達のような感覚になり、その冒険自体をより幸せにしてくれる出来事である。今回の出会いも奇跡に満ち溢れていた。三人の内の一人が何と、僕の日本に住んでいる実家から車で10分もかからないところから来ているというのだ。何万キロと離れたアラスカの地に来て、ほんの10キロも離れていないところの方と出会う奇跡。これこそが旅の出会い。話が盛り上がらないわけがない。

そうこう盛り上がっているのを見た、イタリアのおっさんが近づいてきて、私は日本人が好きです。みたいなことを英語で言っていた。すごくしゃべるそのイタリアのおっさんも混ざって、夜24時を過ぎたころまで、話は盛り上がり続けた。しゃべっている英語もほとんど聞き取ることが出来たので、俺もまだまだやるなと思いながら、明日からの一人旅に弾みをつけた。さあ寝よう。

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