スポンサーリンク

カナディアン・ロッキーの秘境の一つ、マウント アシニボインを散策

今回は、カナディアンロッキーの中でも秘境と言われるマウント アシニボイン3618M付近を散策する。


何が秘境かというと、第一にアシニボインの近くまで行くトレイルが片道30km以上あること。アシニボイン近くのアシニボインロッジまでヘリで行くことも出来るらしいが、今回はヘリを使わない。しかもこの距離を日帰りで行って来た。




スポンサーリンク





マウント アシニボイン フリー写真画像

Mount Assiniboine
マウントアシニボインロッジへ行く途中、徐々にマウントアシニボインの雄姿が見えて来る。山容の存在感は何枚も写真を撮りたくなる。


Mount Assiniboine2
マゴック湖の辺りからアシニボインの圧倒的な山容を撮る。


Mount Assiniboine3
ナブピークに登り、マウントアシニボインの全容を撮る。



マウント アシニボインロッジまでの道のり



日帰りはシンドかった…。マップ上は片道7時間と記載されているが、往復で14時間となると、いくら夜が長いとはいえ、暗くなる前に帰って来るのは難しい。今回はすべて歩いて行ったのではなく、車にマウンテンバイクを積んで途中まで、自転車で行ったのだ。


キャンモアから南下して大きな湖「スプレーレイク」を越えたところにトレイルの始まりがあり、駐車場もしっかりある。そこから自転車を降ろして移動する。途中厳しいところもあるがなんとか三分の二ほど自転車で進むことが出来た。マーブルレイク付近で峠があるのでそこまでが限界であった。


そこからは歩き。峠を越えた先は一気に開けてアシニボインの雄姿もくっきりと見える。マウントアシニボインロッジまでは片道5時間かかった。写真を撮りながらだったので、もう少し早く着くことが出来るだろう。そこからナブピークに向かい上記の写真を撮る。


水には困ることは無かったが、食料が早々に無くなってしまい帰り道、全く動くことが出来なくなる。初めての出来事だ。体の糖分が無くなったのか、二三歩歩いただけで息切れして動けない。人の気配は無い。秋だったのでビバークしても夜は気温マイナスになるだろう。熊の心配もある。シェアハウスにいる友達にも連絡の手段は無い。言葉以上にパニックになった。


でも、いつも着ているダウンのベストの内ポケットから飴玉3つを発見!!それを舐めると一気に動くことが出来たのだ。正直ビックリ!!よく「山へ行くなら非常食に飴やチョコレート」というが「このことか~」ということが解った一日となった。


そんな事件があったので、駐車場に着いたときにはすでに薄暗くなっていた。危なかった~。そんな思い出の詰まったアシニボインでした。




スポンサーリンク





コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ