ローツェ南壁を撮影する為、チュクンからアイランドピーク方面へ移動する
チュクンに滞在している今日の僕は、<【ローツェ】8516Mの南壁の夕焼けを撮る>これ一点に絞られる!!
こんな気持ちになった時の僕は、とことん突き進む。たぶん納得が行く写真を撮るまでチュクンに滞在することになるだろう。その一日目。天気は晴天。10月のネパールは雨季も終わり、安定した天候となる。11月に入ると天候は安定しているが、天候が崩れると雪が積もってしまうのでトレッキングには向かない。
朝食を済ませた僕は、ローツェ南壁が綺麗に見える場所まで移動するために、東方面、アイランドピークベースキャンプ方面へ向かう。アイランドピークを目指すわけでは無いが、2時間ほど東へ移動しただろうか、ここならという場所まで行き待機することに。早く着きすぎた。まだ昼前の11時。これからこの荒涼とした場所で夕焼けまで待つことに…。誰も通る気配が無い。することが無いなりに、ローツェとは逆側の山々を撮影する。
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ヒマラヤヒダが美しいチュクン付近のヒマラヤ山脈
時々、写真を撮るも時間があまりにも余り過ぎていてすごく長い。でも写真を撮るとき、至ってこの風景を撮りたいと思った時は、一日中、3日間、1週間と同じ場所に納得がいくまで滞在することがある。こんなことを繰り返してきた僕の写真は、芸術センスこそ無いものの、情熱だけは強くある写真となる。その待つという行為は時に辛いことはあるが、納得のいくシーン(風景)に出くわし、写真を撮っている瞬間は、本当に楽しいんです。幸せなんです。その為に旅をしているようなものです。
今回の【ローツェ南壁】はそれをさせてくれる魅力あるピーク!!本当に美しい!!
今日の風向きはいつもと逆なので、昼からも曇ってくることは無かった。この分であれば夕焼けも期待しても良い。待つ待つ待つ。とことん待ってようやく夕刻時。
ローツェ南壁が赤く染まっていく
1日目にして納得のいく写真が撮れた(o^―^o)ニコ。山神様に感謝感謝(笑)
少し雲がかかっていることも写真を良くしてくれた。
さて何枚の写真を撮っただろう。数えきれないぐらい撮った後は、すでに辺りは暗くなってきている。こんなところに長居をしてはいけない。颯爽とチュクンへ戻らなければ本当の暗闇に入ってしまう。ヘッドライトを持ってきているが心配である。標高が高いので焦らずである中で、早く。下りなので比較的早めにチュクンへ到着した。約1時間。しんどかった 汗汗。
夕食を済ませ。すぐに寝るのであった。星が綺麗な日であった。有難う。
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