ネパール エベレスト街道 9日目 ディンボチェからチュクンへ
ネパール、エベレスト街道に入って早9日目。10月15日の朝はエベレスト街道に入って初の雪が降っていた。
朝、目が覚めたのは4時半。寒いーーっと思い外へ出ると、薄っすらと雪が積もっていた。目が覚めてしまった僕は早めの準備にとりかかる。
簡単に朝食を済ませた僕は、冷たい天然冷え冷えの水で顔を洗い、髭を剃り今日の目的地へ!!
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ディンボチェからチュクンへのルート
ここまでの標高になってくると地図上での到達する時間はあって無いようなものですね。約4400Mから、今日の目的地【チュクン】は4700M。急登は無いものの、ここまで来ての300Mの標高差はやばい領域。1時間17分で着くはずが無い 汗。僕はね。
チュクンに到着するまでに3時間掛かった。掛けた。マジで辛いです。息切れ。頭痛。動悸。避けて通れない症状だ。チュクンに着いてすぐに宿泊先を決め、RARAスープを食べる。なんか辛くて美味しくて、わけも分からず涙が出てきた。少しホームシックになっているのかな。こんなに辛い思いをして何をしているのだろうと思ってしまう瞬間がある。それでも外の景色を眺めていると美しい景色が広がっているのが救いなのだろうか。
少し、横になって休んだ僕は、夕焼けを撮る為、村より更に進んだ所で一人待つ。【ローツェ】が美しい。しかし夕方に近くなってきて雲が出てきた。8516M世界4位の標高を持つ【ローツェ】は姿を消すことになる。仕方がないか。明日に期待しよう。
早々に諦めて、暗くなる前にチュクンへ戻った。夕食の時間にチャーハンを食べ、今日出会ったマレーシアの方とその人に付きそうシェルパの方と何気ない話を1時間ほどした。エベレスト街道は、世界各国から沢山の人が来ているチョー有名な街道だ。本当に色々な国の人との出会いがたまらない。
夕食を済ませた僕は、まだ頭痛が少しあるので、例のごとく白湯をガブガブ飲んで明日に備える。もう寝よう。明日は今一度、チュクンのまだ先で、撮影。諦めきれない【ローツェ】の南壁の夕焼けを撮る。そう決めて眠りに就いた。
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