【18カルディア LT3000-CXH】のフルボールベアリング化の方法
2018年に発売されたダイワのリール!
18カルディア人気ありますね!
ライトゲームからライトジギングまで幅広く楽しむことが出来、なんと言ってもコストパフォーマンスが良いんですよね。
LTコンセプト
L → 軽く
T → タフ
「相反する永遠のテーマを追求したな~」とダイワさんの本気度が伝わってくるスピニングリールだと思います。
リールに限らず、軽さとタフさを追求すると、素材がべらぼうに高価になったり、無駄なものを極限に省いたりと、、、
その結果、高価な品になってしまうものですが、今回の【18 カルディア LTシリーズ】はコストパフォーマンスが高いのでこれだけ高い評価を得てるんだと思います。
タックルの変更や追加をお考えの方は、間違いなく考慮に入れて良いリールだと思いますね!
自分の周りでは、タックルの変更や追加を考えていなかったのに【18 カルディア LT3000-CXH】買っちゃってましたけどね(笑)
今回は、そんな評判の良いダイワリール【18 カルディア LTシリーズ】の【LT3000-CXH】を買って来て、主要な5箇所のカラーをベアリングカスタマイズしていこうと思います。
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■目次
1. ボールベアリングにカスタマイズする理由
2. フルボールベアリング化にするための必要なアイテム
3. ラインローラーベアリングカスタマイズ
4. ハンドルノブベアリングカスタマイズ
5. スプールベアリングカスタマイズ
6. フルボールベアリングまとめ
ボールベアリングにカスタマイズする理由
リールを購入して、新品でありながら、なんのストレスもなく使うことのできるリールをカスタマイズすることに何の理由があるのだろうか?
ほとんどの方は、愛着のあるリールが不具合を起こしたときにようやく手入れをするんじゃないでしょうか?自分がそうだったので(汗)
それは、それで正解なんだと思う。というより、正解も不正解もなく、釣れるか釣れないかなので、ベアリングカスタマイズは、極論を言ってしまうと自己満足的要素も大いにあると思う。
でも、その自己満足の中にカスタマイズ(今回はフルボールベアリング化)をすることで、良い釣果につながる可能性を秘めている事を紹介していこうと思います。
フルボールベアリングにカスタマイズする理由の中で、一番最初に思い浮かぶのは【ライントラブルの軽減】。リスク回避とですね。
ここで言うリスクとは、タイムロスの可能性ということです。
「タイムイズ釣果!」
時合のときにライントラブルなんか起きようものなら、周りの方との釣果の差は歴然。
そんなことになってしまうリスクを下げる一つの方法が、ボールベアリングカスタマイズです。
ライントラブルが起きてしまうことは、釣りをしていれば付き物ですが、その頻度は、釣り人の熟練度にも関係しますが、実は結構リールに原因があったりします。
特に、海釣り利用の場合は、潮噛みなどが原因でいつの間にかリールが劣化してしまっているんです。
私には手が届かない上位機種のリールであればあるほど、ベアリングが多く組み込まれています。
ということは、ベアリングカスタマイズすることにより、上位機種に近づけることが出来るのです。
何より上位機種に近づける方法としてベアリングカスタマイズが安価で手軽です。
トラブルを少なくする!
巻きごごちを軽くする!
魚をかけた時のやり取りのスムーズさ!
適正なドラグの数値に近づけるため、無理な負荷を軽減し、リールの寿命を伸ばす!
などなど、ボールベアリングカスタマイズをする理由は、考えれば考えるだけ出てきます。
では、早速ベアリングカスタマイズ紹介していきます!
フルボールベアリング化にするための必要なアイテム
18カルディアラインローラーベアリングチューンに必要なもの
ベアリングカスタマイズする際の必要なものは、ベアリングサイズを調べて安価にネットで購入したり、ラジコンショップで購入したりするのですが、18カルディアのラインローラーベアリングチューンに関しては、画像にある一番左の小さい専用ローラーワッシャーのサイズがわからなかったので、まんまヘッジホッグスタジオさんにお世話になることにしました。
さすがヘッジホッグスタジオさん!説明書も付いてくるので、簡単にベアリングチューンをすることができる。その分若干割高に思えますが、間違いのないベアリングを使用しているので、安心感は抜群です!
18カルディアハンドルノブベアリングチューンに必要なもの
ハンドルノブには標準装備でカラーが2個入っているが、そのカラーを【740ZZ】のベアリングに変更する。
【740ZZ】のベアリングは、市販品でどこでも流通しているオーソドックスなベアリングなので、店頭のラジコンショップ等で購入できる。
価格は一個200円前後で購入できると思います。
楽天市場にてチェック→https://a.r10.to/hftfYn
Amazonにてチェック→https://amzn.to/2PNhHl1
18カルディアスプールベアリングチューンに必要なもの
スプールのベアリングは、2種類。まずはじめにスプールに内蔵されているカラーをベアリングに変更する。
そのベアリングはオープンタイプのベアリングで【1060オープン】となる。
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次に、スプールシャフトのカラーをベアリングカスタマイズする。
こちらもオープンタイプで【1170オープン】のベアリングに変更する。
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ラインローラーベアリングカスタマイズ
ラインローラーの初期装備は、外側にはベアリングが入っていて、内側にはカラーとなっている。
その、カラーを今回ベアリングにすることにより、内外でダブルベアリング【2BB化】を行う。
ラインローラーを【2BB化】することで回転が良くなり、ラインヨレが発生しにくくなることや、ラインのしなやかさが保たれることで、耐久性や飛距離も向上する。
潮噛みがしやすいパーツ部分なので脱脂をせずに、しっかりとグリスを塗ることをオススメします。
オープンベアリングなので、どっちを内側に外側にと考えると思いますが、どちらでも大丈夫です。ただ、潮噛みしにくいようにと考えたときに、オープンになっている方を内側にするのがオススメだと考えます。
詳しくは動画を御覧ください!
ハンドルノブベアリングカスタマイズ
ハンドルノブの初期装備は、2つのカラーが入っている。
その2つのカラーを今回2つのベアリングにすることにより、【2BB化】を行う。
ハンドルノブを2つベアリングにすることで上質な巻き心地と感度を向上させることが出来ました。
ハンドルノブにもグリスがギトギトに塗ってありましたが、今回はしっかりと脱脂をして、コマのようにくるくる回るハンドルノブに仕上げました。
ただ、脱脂をするということは、潮噛みもしやすいということになるので、こまめにメンテナンスが出来る方に合っている方法だと思います。
高回転動画!劇的変化です!
スプールベアリングカスタマイズ
初期装備のスプールは、スプールシャフトにカラー1つ。スプール内部にカラー1つ。
その両方のカラー2つをベアリングに変えていく。
スプール内部のカラーをベアリング化することでドラグの回転をよりスムーズにすることが出来、ファイト時のスムーズなライン放出につながります。
スプールシャフト部にあるカラーをベアリングに交換してドラグ性能をより繊細な感覚に向上させることができます。
【18カルディア】スプールシャフトのベアリング交換をする場合、イモネジと言われる、小さなネジを外すことになるのですが、普段使用しない、六角レンチのサイズ0.89工具が必要になる。ダイワリールにはよくあるパターンです。
スプールシャフトのベアリングも、スプール内部のベアリングも、オープンタイプのベアリングなので、潮が入りにくい向きでベアリング装着することをオススメします。
詳しくは動画を御覧ください!
フルボールベアリングまとめ
リールのベアリング化は知識さえあれば、簡単に行うことが出来る上、安価にカスタマイズすることも出来る。
海で釣りを続けていれば、潮噛みは避けられない状況下なので、長く愛用したいと思ったときにメンテナンスは欠かせない。
特に、シーズンがオフになる季節、時期を図ってメンテナンスを行いたいものだ。
そのときに、どうせリールをバラすのであれば、ついでなので変更できる部分をベアリング化すればと思う。
今回は、カラーをベアリング交換という形でしたが、入っている古いベアリングを新しいベアリングに交換することで、リールの性能を取り戻したいですね!来シーズンの爆釣に備えたいです。
結局カスタマイズする理由は2つです。
1.リールのトラブルを減らし、釣果につなげる。
2.リールの寿命を伸ばす。
以上!
今回選んだリールの機種が、たまたま【18カルディア LT3000-CXH】だったわけです。
ちなみに下記の機種ベアリングは一緒です!
18カルディア LT1000S-P, LT2000S, LT2000S-XH, LT2500, LT2500-XH, LT2500S, LT2500S-XH, LT3000-CXH, LT4000-CXH, LT5000D-CXH
最低でも1年に一回はメンテナンスをしたいものです。
そのときにどんなリールでもベアリングカスタマイズの参考になればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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18カルディア LTシリーズチェックです!